works|都市計画<—2015—>

都市計画

┏From 2016

2015
釜石市大町広場計画
いわき市久ノ浜防災緑地照明基本計画
新幹線高岡駅コンコース計画
上州富岡駅前周辺整備
釜石市東部地区高台避難誘導環境整備
高円寺駅前商店街街路灯リニューアル整備
JR高岡駅自由通路デッキ計画
首都高速目黒線給排気塔
北本駅前広場整備計画
多摩都市モノレール照明リニューアル計画
熊本駅西口広場整備・基本計画
熊本駅東口広場環境整備計画・基本計画
2010
浪江町富岡街道整備計画/基本設計
新居町関所周辺整備計画
いわき市駅前再開発
新潟駅南口駅舎接続施設
新居町光環境整備基本計画
古河市旧街道整備基本計画
ステラヒルズ川西基本計画
浦和・岩槻橋梁計画
白川村平瀬地区街路灯計画
ヒルサイドガーデン学園山手計画
横浜駅連絡デッキ計画
小笠原母島長浜トンネル基本計画
勝鬨橋アイランドゲードウェイモニュメント
登戸駅前デッキ計画
幕張湾岸歩道橋
TOKYO夢あかり・銀座街路灯コンペ
寝屋川駅前整備
さいたま新都心・ポケットパーク
元町仲通り光環境整備計画
レイクタウン越谷基本計画
大野村街並み形成照明整備
新宿MOA5番街
2000
さいたま新都心東側歩行者デッキ
幕張A地区住宅地連絡デッキ


MAP  >>

List all projects  >>

pj_photo

■ワークショップによる光環境実験

■実施された街路照明整備

■整備前の大野村

街並み形成計画(2001-2003/岩手県)
岩手県大野村夢あかりイベント2001

設計:角舘政英+北沢猛+東京大学+日本大学
実験実施:ぼんぼり光環境計画+日本大学
メディア:NHK放映、新聞数社

JCDデザイン賞優秀賞2002
ディスプレイデザイン賞2002

-大野村にしかない人の暖かみを感じるあかり-

1光環境整備の考え方
人が生活する場には光があり、光をともす行為にはその土地固有の文化が見え隠れします。光という側面から大野らしさを探り、大野村ならではの夜の風景を浮かび上がらせます。ここでの大野村らしさとは、現状の風景をより強調するということと、歴史的または住民が大事にしている物を可視化することと考えています。夜間安心して歩くことができる基盤を整え、生活、行為に根ざした親しみのあるあかりが大野の夜を彩り、生活に潤いを与えるような光環境を創り出します。

2光環境実験-夢市期間中(H13.8.3~8.5)
計画に先立ち、既存の街路灯のように道のみを明るくする照明手法ではなく、家々の門灯、玄関灯の光で街の明るさ感を高めるという考え方に基いた光環境を仮設的に創り、その効果について検証しました。合わせて、神社や巨木など、村のシンボルをライトアップしました。 実験の結果、現状では、街路灯の強い光により、道路上は明るいのですが、周りに薄暗い部分が出来てしまっています。 一方、実験中については、建物や路地の奥に光を置いているため、路面自体の明るさは現状より減少していますが、街としての明るさ感が増し極端に暗い箇所がなくなっています。また、光源を白熱系に統一したことで街路に一体感が生まれました。 また、実験後住民の方41名にアンケート調査を行いました。

3光環境の段階的整備の方針
現状では、水銀灯の街路灯が道路に沿って15本設置されています。このような照明手法は合理的に路面の明るさを取る事ができる反面、街路空間を画一的なものとしてしまう恐れがあります。
今回の計画では、第一段階として村の中のシンボル的な場所に重厚感のあるポール灯を5本設置します。そして街路に沿って既存の電信柱を利用したレトロな照明器具をきめ細かく配置し、さらに暗闇をなくすように門灯タイプの低位置照明を使用します。 また第2段階として、各家が玄関灯を点灯することによって街路に暗闇をなくし、尚且つ各家の連続性を浮かびあがらせることによって、より空間認知を促進し安心感を増幅させます。

第一期照明計画案(PDF)

Page bak Page Top