「くつをぬいで、おあがりください。」
空間デザイン:デジタルPBX

学生の頃、京都の茶室を見て廻ったことがあった。
ほの暗い茶室の中にいると、
鳥のさえずりなどがいやにはっきり聞こえた。
それなのにまるで別世界からの音のようだった。
ああ、これは一種の幻覚遊びなんだな、と思った。
とても魅力的な遊びに見えた。
外に出ると青空がまぶしい。
この世界が茶室に入る前の世界と同じだという根拠はなにもない。
「くつをぬいで、おあがりください。」
そんな隙間のような時空が、このごろちょっと足りない。



今回は、ピーナッツを一面に敷き詰めた中に小さな茶室的空間を作りました。
茶室内は床、天井が発光した、「響かない光」によってみたされています。
そして、窓からは現社会が見え隠れします。
1998年6月29日(月)〜7月11日(土)
ガレリア・グラフィカbis
日・祭日休廊 東京都中央区銀座6-13-4銀座S2ビル1F
tel03-5550-1335
「くつをぬいで、おあがりください。」
全体計画:デジタルPBX 加藤弘行、横溝真
会場設営:イノウエインダストリンズ
照明デザイン:角舘政英

イメージCG
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